2006年 09月 22日
速報!木造体力壁ジャパンカップ〔プレビュー〕 |
いよいよ明日から、「木造耐力壁ジャパンカップ」が始まります。
北は東北から南は四国にいたるさまざまな地域から、30チームがそれぞれ工夫を凝らした耐力壁をもちよって、競い合います。
もう一度仕組みをおさらいしておきますと、明日からの3日間の予選で30体を8体まで絞り込み、12月の決勝はその8体で争われます。
予選では、1体ずつ、ばらばらのパーツ(加工済み)の状態で、会場に搬入されます。
そしてまず材料について、チームごとに使っている樹種や金属の種類とその量に応じてかかったコストを、材料費としてチェックします。
次に、事前の加工手間を、切削ならいくら、穴開けはいくら、というようにコストに換算し、加工費としてチェックします。
さらに、それの組み立てと解体にかかった人工(人数×時間)から、施工性をチェックし、加力試験で強度をチェックし、解体した廃材の性質と量に応じて、環境負荷費をチェックします。
同時に、独創性、文化性、意匠性の三点からデザインを評価します。
以上の、耐震性、デザイン性(単なる造形的な意味のデザインでないことに留意)、材料費、加工費、施工費、環境負荷費の6点で総合的に評価して順位を決めます。
この順位づけの上位8体が、原則として決勝に進むことになりますが、ただし10kN以上の最大耐力が最低条件になります。(耐力壁ですから)
予選では、1体ずつ、水平加力で破壊するか水平変位が40mmに達するまで引っ張りますが、決勝では、トーナメント形式で、2体を引き合わせる形で対戦させ、どちらかが破壊するまで引っ張ります。
このトーナメントの決勝を勝った壁が、トーナメント優勝となりますが、ジャパンカップは予選と同じ評価方法の採点を、決勝でもう一度行って、その評点の最高の壁に贈られます。
予選から決勝までの間に、若干改良の余地が残されているので、そこで評価がまた変わる可能性があるわけです。
そのほか、総合点では低くても一芸に秀でた壁は、デザイン部門、加工部門、環境部門など、それぞれ表彰されます。
というわけで、ひとまず明日から、速報で予選の経過をお知らせしようと思います。
北は東北から南は四国にいたるさまざまな地域から、30チームがそれぞれ工夫を凝らした耐力壁をもちよって、競い合います。
もう一度仕組みをおさらいしておきますと、明日からの3日間の予選で30体を8体まで絞り込み、12月の決勝はその8体で争われます。
予選では、1体ずつ、ばらばらのパーツ(加工済み)の状態で、会場に搬入されます。
そしてまず材料について、チームごとに使っている樹種や金属の種類とその量に応じてかかったコストを、材料費としてチェックします。
次に、事前の加工手間を、切削ならいくら、穴開けはいくら、というようにコストに換算し、加工費としてチェックします。
さらに、それの組み立てと解体にかかった人工(人数×時間)から、施工性をチェックし、加力試験で強度をチェックし、解体した廃材の性質と量に応じて、環境負荷費をチェックします。
同時に、独創性、文化性、意匠性の三点からデザインを評価します。
以上の、耐震性、デザイン性(単なる造形的な意味のデザインでないことに留意)、材料費、加工費、施工費、環境負荷費の6点で総合的に評価して順位を決めます。
この順位づけの上位8体が、原則として決勝に進むことになりますが、ただし10kN以上の最大耐力が最低条件になります。(耐力壁ですから)
予選では、1体ずつ、水平加力で破壊するか水平変位が40mmに達するまで引っ張りますが、決勝では、トーナメント形式で、2体を引き合わせる形で対戦させ、どちらかが破壊するまで引っ張ります。
このトーナメントの決勝を勝った壁が、トーナメント優勝となりますが、ジャパンカップは予選と同じ評価方法の採点を、決勝でもう一度行って、その評点の最高の壁に贈られます。
予選から決勝までの間に、若干改良の余地が残されているので、そこで評価がまた変わる可能性があるわけです。
そのほか、総合点では低くても一芸に秀でた壁は、デザイン部門、加工部門、環境部門など、それぞれ表彰されます。
というわけで、ひとまず明日から、速報で予選の経過をお知らせしようと思います。
by ryo-oguchi
| 2006-09-22 00:42
| 建築のはなし