2009年 02月 19日
奥行きのある表皮 |
いま現在、実施設計真っ最中の、都内某所に計画されつつある集合住宅の模型写真です。
バルコニーの外側についている、縦長の大根の短冊切りみたいなのが、今回のみどころのひとつで、これでもって、大きな塊の持つ存在感を緩和しつつ、周囲と視線の調整や日射の制御などをしようとしています。
建物の表皮が1枚の壁とそれに開いた窓、付加物としてのバルコニーだけでできていると、相互の関係を調整する為にできることには限界があります。
縁側や軒下、はたまた建物を取り囲む柱廊などのように、この短冊と外壁とによって内部と外部の中間領域としてのバルコニーをちゃんとつくることで、うまいこと都市景観の中での関係性をコントロールできたらよいな、と考えています。
バルコニーの外側についている、縦長の大根の短冊切りみたいなのが、今回のみどころのひとつで、これでもって、大きな塊の持つ存在感を緩和しつつ、周囲と視線の調整や日射の制御などをしようとしています。
建物の表皮が1枚の壁とそれに開いた窓、付加物としてのバルコニーだけでできていると、相互の関係を調整する為にできることには限界があります。
縁側や軒下、はたまた建物を取り囲む柱廊などのように、この短冊と外壁とによって内部と外部の中間領域としてのバルコニーをちゃんとつくることで、うまいこと都市景観の中での関係性をコントロールできたらよいな、と考えています。
by ryo-oguchi
| 2009-02-19 20:58