2007年 07月 03日
浅間の裾野で |
伊東豊雄氏設計の大田区休養村とうぶをみてきました。
浅間山の山麓の広がりのある景観の中で、場を切り取るように弧を描いた平面形をしていて、断面的にはゆるやかな勾配の斜面に沿って段状に配置されています。
最近の同氏の作品はいろんな模様が見えたりねじれたりでんぐり返ったりで、周囲との同調を謳っているときでさえ強烈な存在感を放っていますが、これはもう少し前の考え方に則って、周囲の環境に呼応しながら少しだけ操作して場をつくっている、そんな感じがしました。
肩の力の抜けたようなそんな建物の雰囲気が、周囲の景観にもマッチしているようで、なんだかとてものんびりした気分になりました。
浅間山の山麓の広がりのある景観の中で、場を切り取るように弧を描いた平面形をしていて、断面的にはゆるやかな勾配の斜面に沿って段状に配置されています。
最近の同氏の作品はいろんな模様が見えたりねじれたりでんぐり返ったりで、周囲との同調を謳っているときでさえ強烈な存在感を放っていますが、これはもう少し前の考え方に則って、周囲の環境に呼応しながら少しだけ操作して場をつくっている、そんな感じがしました。
肩の力の抜けたようなそんな建物の雰囲気が、周囲の景観にもマッチしているようで、なんだかとてものんびりした気分になりました。
by ryo-oguchi
| 2007-07-03 18:59
| 建築のはなし