2007年 03月 10日
歩こう |
地方都市に1年ほどいたときのこと、自分が最近歩いていないことに気がつき、ちょっとがく然としました。
よくいわれることですが、公共交通が未発達で自家用自動車交通に依存してしまっている日本の地方都市では、移動というとdoor to doorの自動車移動ばかりになってしまいます。普通に暮らしていると、朝玄関を出て車庫まで、職場について駐車場から事務所まで、1日にそれこそ数十歩しか歩かないのが日常になってしまいます。
空気のきれいな田んぼや山々に囲まれた田舎に、なにゆえアスレチックジムがあるのか始めは不思議だったのですが、そういうわけで案外流行っていたりもします。
田舎の子供は、豊かな自然に囲まれて野山や海で普段から遊んでいるようなイメージがあるけれども最近はそうでもない、子供が減り遊び方や危険回避の知恵を子供同士が伝えていく子供のコミュニティが崩壊してしまい、自然は危険で遊べなくなっている、と仙田満さんが書かれているのを読んだことがありますが、大人にしても不健康な生活パターンがひろがりつつあるようです。
翻って大都市部ではどうか。
健康的な環境とはとてもいえませんが、少なくとも歩く機会は少なからずあるようです。特に我が事務所のある信濃町駅は総武線の緩行しか停まらないため、意外と不便なときがあり、地下鉄に乗るときは青山一丁目まで、或いは四谷、国立競技場まで、歩くと便利だし、運動不足解消にもなり、これはこれでよいかな、と思っています。
いずれにしても、たかが知れた時間距離ではあるのですが…。 これは山手線内側の、駅から半径600mを表した図(緑がJR、赤が地下鉄)です。
10分も歩くつもりになれば、大抵の場所へは電車で行けてしまうのですね。
よくいわれることですが、公共交通が未発達で自家用自動車交通に依存してしまっている日本の地方都市では、移動というとdoor to doorの自動車移動ばかりになってしまいます。普通に暮らしていると、朝玄関を出て車庫まで、職場について駐車場から事務所まで、1日にそれこそ数十歩しか歩かないのが日常になってしまいます。
空気のきれいな田んぼや山々に囲まれた田舎に、なにゆえアスレチックジムがあるのか始めは不思議だったのですが、そういうわけで案外流行っていたりもします。
田舎の子供は、豊かな自然に囲まれて野山や海で普段から遊んでいるようなイメージがあるけれども最近はそうでもない、子供が減り遊び方や危険回避の知恵を子供同士が伝えていく子供のコミュニティが崩壊してしまい、自然は危険で遊べなくなっている、と仙田満さんが書かれているのを読んだことがありますが、大人にしても不健康な生活パターンがひろがりつつあるようです。
翻って大都市部ではどうか。
健康的な環境とはとてもいえませんが、少なくとも歩く機会は少なからずあるようです。特に我が事務所のある信濃町駅は総武線の緩行しか停まらないため、意外と不便なときがあり、地下鉄に乗るときは青山一丁目まで、或いは四谷、国立競技場まで、歩くと便利だし、運動不足解消にもなり、これはこれでよいかな、と思っています。
いずれにしても、たかが知れた時間距離ではあるのですが…。
10分も歩くつもりになれば、大抵の場所へは電車で行けてしまうのですね。
by ryo-oguchi
| 2007-03-10 12:28
| まちのはなし