2006年 11月 20日
上小沢邸を見学してきました |
品川区の静かな住宅街にある、広瀬鎌二さんという建築家が1959年に設計された「上小沢邸」という住宅を見学してきました。
この住宅は、つくられてからそろそろ半世紀が経つわけですが、その設計にはいまだに古さなど微塵もなく、洗練されており、深く愛されている住まい手のご夫婦によって、メンテナンスや改修も施され、とても気持ちのよい空間の住宅です。
531平米の敷地の中に、わずか46平米のコンクリートブロック造・一部鉄筋コンクリート造
平屋建ての住まいをつくられたことについて、「お金がなかったから」と上小沢さんはおっしゃっていましたが、本当に必要なものを突き詰めていくご夫婦のライフスタイルに、ぴったりとはまった住宅の大きさがこれなのだと思いました。
以下、ドイツ文学者の共白髪のご夫婦(だんな様はかっこよく、奥様はかわいらしい)の言葉をいくつか。
「ものはたくさんいらない。身の回りに物は置かない」
「古いものを身の回りにおいておくと、人間も錆びてくる」
「広瀬先生いわく、『収納の多いやつは頭が悪い』。収納は少ないほどいい」
「ものからインスピレーションを得るよりも、自分の中からインスピレーションを得る。だから本当の欲しいものだけを手に入れる」
「所有する喜びを持たなければいけない。ものなら何でもよいのではない。いらないものはとことん捨てるが、車を持つならフェラーリを持て。」
「何かを手に入れるときには、少し高いくらいがちょうどいい。けちろうとすると、必ずしっぺ返しが来る」
「家づくりのときには、施主と設計者と施工者がぴちっとかみあって、初めていいものができる。」
「この家はとても楽。小さくてお掃除も楽だし、無理がない。」
「欲を捨てなければいけない。わたしはめんどくさがりだから、欲がないのがよかった」
‥‥‥‥‥等等。
531平米の敷地の中に、わずか46平米のコンクリートブロック造・一部鉄筋コンクリート造
平屋建ての住まいをつくられたことについて、「お金がなかったから」と上小沢さんはおっしゃっていましたが、本当に必要なものを突き詰めていくご夫婦のライフスタイルに、ぴったりとはまった住宅の大きさがこれなのだと思いました。
以下、ドイツ文学者の共白髪のご夫婦(だんな様はかっこよく、奥様はかわいらしい)の言葉をいくつか。
「ものはたくさんいらない。身の回りに物は置かない」
「古いものを身の回りにおいておくと、人間も錆びてくる」
「広瀬先生いわく、『収納の多いやつは頭が悪い』。収納は少ないほどいい」
「ものからインスピレーションを得るよりも、自分の中からインスピレーションを得る。だから本当の欲しいものだけを手に入れる」
「所有する喜びを持たなければいけない。ものなら何でもよいのではない。いらないものはとことん捨てるが、車を持つならフェラーリを持て。」
「何かを手に入れるときには、少し高いくらいがちょうどいい。けちろうとすると、必ずしっぺ返しが来る」
「家づくりのときには、施主と設計者と施工者がぴちっとかみあって、初めていいものができる。」
「この家はとても楽。小さくてお掃除も楽だし、無理がない。」
「欲を捨てなければいけない。わたしはめんどくさがりだから、欲がないのがよかった」
‥‥‥‥‥等等。
by ryo-oguchi
| 2006-11-20 12:42
| 家のはなし