2010年 03月 01日
薄いブリッジ |
今年こそ定期的にと書いてからさほど月日が経った感覚もありませんが、いつの間にか3月になってしまいました。
これはふじみ野で只今施工中の住宅の、吹抜のリビングに面するブリッジの写真です。
上に部屋の乗るあたりはそれを受けるために梁せいが大きくなるのはやむをえないのですが、中庭に面する開口を横切るブリッジはなるべく薄く軽く見せ、吹き抜けのリビングと中庭の連続性をしっかりつくりたいと思って木構造のスペシャリストに考えていただいたのがこれです。
45×120の根太を120ピッチで並べ、厚板合板とビス+ボンドで一体化し、T字断面の梁を連続させたような断面で2間半を飛ばしています。
手摺子を押さえる端部のみ45×210のやや大き目の材を使っていますが、見た目に軽く、乗ってみてもしっかりしてたわみや振動の心配もなさそうです。
人の暮らしのために望ましい空間をつくる為に新しい構造を考える。木造というのはおくが深いものだとつくづく思います。
これはふじみ野で只今施工中の住宅の、吹抜のリビングに面するブリッジの写真です。
上に部屋の乗るあたりはそれを受けるために梁せいが大きくなるのはやむをえないのですが、中庭に面する開口を横切るブリッジはなるべく薄く軽く見せ、吹き抜けのリビングと中庭の連続性をしっかりつくりたいと思って木構造のスペシャリストに考えていただいたのがこれです。
45×120の根太を120ピッチで並べ、厚板合板とビス+ボンドで一体化し、T字断面の梁を連続させたような断面で2間半を飛ばしています。
手摺子を押さえる端部のみ45×210のやや大き目の材を使っていますが、見た目に軽く、乗ってみてもしっかりしてたわみや振動の心配もなさそうです。
人の暮らしのために望ましい空間をつくる為に新しい構造を考える。木造というのはおくが深いものだとつくづく思います。
by ryo-oguchi
| 2010-03-01 14:42